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東条商店RE

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【レポ】 『2018/3/18 ゆる読書会』

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By東条商店RE

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初の試みであった『ゆる読書会』!無事終了しました。
今回お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

読書会2-4

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初回のテーマは「好きな本やマンガを1冊持ち寄って、あれこれと好きなことを語る」ということ。

主催者も本好きということもあって、前日から飲み物やお菓子を買い込み、胸を高鳴らせながらお店で待機しておりました。

しかし、当日開始10分前までお客さんが1名しかいらっしゃらない…。これはもしかするとまさかの2人読書会(という名の雑談?!)という不安のなか、ポツポツと徐々に参加者が増え、合計5名が参加されることとなりました。

参加者は
自費出版されている市内男性や、
年間300冊も読破するというゆるふわ文化系書店員、
埼玉から旅の途中で立ち寄ったデザイン好き男子、
高田世界館の常連であるMさん
店長


という、店長以外なんとも文化度が高いメンバー。そして皆様、おおいに語る語る!本当にあっという間の1時間半でした。

読書会2-1

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さて、気になる「おすすめ本」たち。

参加者はみな、自分の好きな多種多様の本(やマンガ)をセレクトし、持ち寄っていただきました。
西尾維新などといった有名作家の初期作(マニアックな…)や、今の若者に人気の最果 タヒのサイン本たち。
マイナーな純文学系作家、そしてなんと自ら出版された詩集を持ち寄られる方も!

また、話題が
「上越の好きな本屋さんはどこか?」
「いつもどこで本を読んでいるのか?」
「電子書籍ってどう?」
といった方面にも繰り広げられ、大変充実した内容になりました。


読書会2-5
▲ 店長のおススメ本 「愛しのローカルごはん旅」 たかぎなおこ著

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【イベントを終えて、おもったこと。】

集中して本やマンガを読んでいると、ふと顔をあげたときに世界のようすがなんだか違って見える瞬間がたまに、あります。

わたしは読書体験というのは、「本」と「読み手」という1対1の、ある意味とても純粋で孤独なふかい関係だと思うのです。

音楽や演劇といったライブのように、多くの観客と体験を一度に共有することができない。だれもその世界に入っていることができない。

読者はひとりで物語を潜り抜け、現実世界へもどってくる。
意味のある物語は、読者を一回りひろげ、偏りをなくし、より複合的な目線を手にし、より豊かな世界をみつけることが出来る。
それが、読書の効能なのでしょう。

そして、そのとき手にした体験を、こうやってみんなで語るということによって、私たちはより豊かな世界を得るということにもつながるのではないでしょうか?

―ふと顔をあげたときに感じる、世界の色合いが、いっそう熱を帯び、色彩鮮やかになる。
その瞬間を共有する時間は、とにもかくにもいとおしい。

素直にそう思えたイベントでした。


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今回参加された方も、次回はぜひ参加したいという方も、機会がございましたらぜひよろしくお願いします。
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